2011年9月18日日曜日

空飛ぶモンティ・パイソン 第1シリーズ第4話



リビアのカーディフ・ルームから
クーデターでカダフィ政権が事実上崩壊した今、当時に輪をかけてヤバいロケーションネタになった。

アート・ギャラリー
196cm(ジョン)と192cm(グレアム)の巨大ペッパー・ポット。もとより迫力満点のおばちゃんがここまでサイズアップすると、もはや敵なし。
最終的に絵画を食べちゃうのは、お約束の芸術こき下ろし。

男の生きがいはリビアのカーディフ・ルームから
ここで強引にスケッチに割りこみ、「軍をバカにしている!」と止めさせてしまう軍人は、第1シリーズにたびたび登場。「くだらん!」「品がない!」と理由をつけてはスケッチを中断させている。エリックの長髪に文句をつけることも多い。
横柄な権力者役を得意とする、グレアムの人気キャラでもある。

男の生きがいは公衆の面前で裸になること
なぜか全裸/半裸キャラが定番化しているテリーJ。『空飛ぶモンティ・パイソン』で初めて脱ぎネタを披露したのは、サイレント・コメディ風のこのスケッチから。
言葉なしで笑えるネタなので、下に動画を貼りました。

フルーツから身を守る方法
なぜか果物を目の敵にしている、ジョン演じるハイテンションな護身術教官。吹き替え版では納谷悟朗さんが同じくハイテンションで演じている。怒鳴るキャラの声はほとんど銭形警部になっているが、意外と違和感なし。また、通常トーンの納谷さんの声は、比較的ジョンの地声に近い。
そして知っている人は知っているけど、グレアムの吹き替えの山田康雄さんはルパン三世の声でおなじみ。グレアムの声もほとんどルパンだが、こちらも意外と違和感がないという不思議。手足が長いという点では、ジョンもグレアムもモンキー・パンチの絵みたいだし。
中盤にテリーJを押しつぶす16トンの重りは、これ以降「強引なオチ」のしるしとして落とされることに。

熱心な執刀医たち
手術の度がすぎて患者をバラバラにする医者たちを描くアニメーション。パイソンズの「茶化すべき権力者リスト」には、医者も含まれている。

男の生きがいはイングランドの緑
ジョンの最後のセリフ「二度とプロデューサーとは寝ないぞ」を、「あんなプロデューサーもう愛してあげない!」に訳したのは、吹き替え版製作の妙。そこだけちょっと女性的な口調になった納谷さんの技の妙でもある。

英国歯科医師会こそ男の生きがい
本屋、歯医者、ボスのビッグ・チーズ……が、スパイ/ギャング劇風に入り乱れて、第1シリーズ屈指の謎なストーリーになったスケッチ。しかし、全員が銃や対戦車砲まで持ち出して、必死こいて探しているのが「歯の詰め物」ってだけで、バカらしさが一気に増すのであった。

テリーJの脱ぎネタはこちら↓

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