2012年8月26日日曜日

フジ・ロック・フェスティバル'12(7月29日編)

幕切れは、静かに熱く。

Fuji Rock Festival'12
2012.07.29. 苗場スキー場

「……はい、何でしょう?」


早番だ! ……といっても今回は5時半起きの早番なので、前日ほどハードではない。仕事も、ゴミ箱清掃ではなく、キャンプサイト付近のゴミ箱ナビゲーション。
正直、朝のナビは、会場内のフードコートの飯どきナビより大変だ。なぜなら、昨晩のうちに溜まったゴミや朝食ゴミが、どどっとまとめて運ばれてくるからだ。つまり、ゴミを持ってきた来場者1人に、
「ペットボトルはこっちです! 紙コップは紙のお皿とは別にして右のほうです! あと、燃えるゴミと燃えないゴミはまとめて向こうのコンテナです!!」
ぐらいの説明が要る。来場者がゴミ箱の真ん前に来てから説明するのも手間なときには、「紙のお皿はこっちでーーーす!!」「燃えるゴミ燃えないゴミは一番左でーーす!!」と手を挙げて宣言したほうが早い。
ということで、ちょっとアドバイス。袋にまとめてゴミを持ってくるなら、「燃える/燃えないゴミ」(注:フジではまとめて回収するシステム)「紙の皿」「割り箸・木製スプーン」「紙コップ」「ペットボトル(ラベルとキャップを外す)」「ボトルキャップ」に分けてきたほうが便利かなと。ゴミ箱前で袋から資源をあれこれ引っ張り出す手間が省けますし。

休憩のあとは、グリーン・ステージでのゴミ箱ナビゲーション。おおむね、オアシスで何か買ってきて、移動途中で食べ終わった来場者が、残飯や紙食器を持ってくるケースが多い。そんなわけで、一番オアシスに近いところにあるゴミ箱が、一番バタバタしていたようで。
この間、グリーンではGalacticとtoeと井上陽水のステージがあったのだが、井上陽水が始まってしばらくすると、人だかりが通路にまで広がってぎゅうぎゅうに。ホワイト・ステージ側へ向かう人々と、ゲート側に向かう人々とが、列に並んだままなかなか動けなくなっていた。移動中のボランティアスタッフやセキュリティスタッフも巻き込まれていた。恐るべし、陽水パワーの大渋滞。
ちなみに、ボランティア本部集合~解散の間、ステージに立っていたのはジャック・ホワイト。解散後にグリーンの通路を歩いていたとき、ステージの締めくくりとしてThe White Stripes時代の鉄板名曲「Seven Nation Army」を演ってくれたのが嬉しい。

早番なので、今回も早めに班解散。というか、うちの班はフジでのボランティア活動自体がこれにて解散。せっかくだからちょっと乾杯しましょうかということで、オアシスでハイネケンやら日本酒やら、思い思いの一杯を飲むことに。夏フェスのハイネケンは格別美味しいように思えるから不思議である。もっとも、私を含めたハイネケン組の何人かは、夕飯を食べたあとのビールは余計お腹いっぱいになってしまうことに気付かされたのだが。

しばらく宿泊所で休憩し、荷物をきっちりまとめ終わったあとで、待望のRadiohead。
どうしたってヘッドライナーのころには人がぎっちぎちになってるグリーンだけど、この人ごみは3日間で一番じゃないの? とさえ思ってしまう。
最近のライヴ曲は『In Rainbows』('08年)『The King Of Limbs』('11年)中心。そしてツインドラム制。それはすでに音楽誌やネットでいろいろ聞いていたので驚くことではないが、その曲群がダンス・ミュージックとして機能していたことには、自分も踊っていながら驚いた。ときに「難解」のイメージがついて回るRadioheadに、そんな受け止め方があったとは今まで気づかなかった。でも、ツインドラムのリズムは確かに乗り心地がいい。まぁ、踊るとはいったものの、その多くはステージ上のトム・ヨークのようなぐねぐねかくかくした動きでしたが。

ちなみに、トムのぐねぐねダンスは一昨年のAtoms For Peaceで拝見済みだけど、やっぱり異様なようでいてとってもステージになじんでいる。同じく一昨年もやったMCの「いらっしゃいませー!!」宣言すらおなじみと化している。
あと、ヘアバンド&青いタンクトップが個人的に衝撃だった一昨年に比べ、今年のファッションは至って普通で、大してツッコミどころはない。ただ、なぜかポニーテールが遠目にも気になる。「これはKid Aです」と言ったとき、「ん? キレイです? キライです?」と空耳が続出したことも、強いていうならツッコミどころなのかなぁ。

どういうわけだか聴いていると問答無用で泣けてくる「Pyramid Song」と、コーチェラのDVDに収められていたのが貴重といわれていた「Planet Telex」がセットリストに組み込まれていたのが嬉しい誤算でした。トムの「何が聴きたい?」というMCに「"Bodysnatchers" !!」と叫んでいた外国人来場者がいたけど、2回目アンコールに演ってくれてよかったね。

とっても分かりにくいがRadioheadだ! トムは真ん中で歌ってるとこだ!






正直、彼らのライヴがどんな感じに盛り上がるのか、記事を読んでも今一つぴんとこなかった。今回が念願の人生初Radioheadとなったのだが、オーディエンスがやたら飛び跳ねるわけでもなく、大合唱するわけでもなく、コール&レスポンスがあるわけでもなかった。ただ、最後の最後のアンコール「Paranoid Android」まで、終始オーディエンスの熱気に溢れていて、心底満足できるステージだった。

フジ・ロック、今年も最高の空間と最高の音楽を提供してくれてありがとう!!
あ、あと最高の天候を提供してくれた山の神様もありがとう。来年もこんな感じでよろしく頼みます……ってのは無茶ぶりがすぎるか。


また会えるといいね。
 
 
この日のフェス飯&フェス酒記:
  • ハイネケン(フジで飲むハイネケンは格別だ! フェスの匂いだ! ……ここまで、かのキルゴア中佐の名言を改変しまくってきてすみません。)

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