2012年12月4日火曜日

「ガヤスクリーン」に関する思いのたけ

ガヤガヤしてもいいじゃない(たまには)。

「上映中はお静かに」は、いつでも映画館の常識とは限らない。
例えば、世界のあちこちでやってる『ロッキー・ホラー・ショー』は、有志の素人役者がスクリーン前でキャラクターになりきったり、コスプレの観客が映画のセリフを真似したりツッコミを入れたりするのが当たり前。ここ日本でも、川崎ハロウィンで毎年のようにパフォーマンスやりたい放題上映会をやっている。
わざわざコスプレしたり演技したりしなくとも、海外の劇場の場合、観客が歓声を上げたり、悪役にブーイングしたり、スクリーンに向かって「サイコー!!!」「何やってんだよバカ!!」などツッコミを入れることがある。そのへんの様相は、『マチェーテ』のDVD/Blu-ray収録の「観客の歓声入りモード」でだいたい分かる。ド派手なアクションがあれば「うぉぉぉ!!!」裸のおねえさんが出てくれば「ひょーーー!!!」って、どシンプルなノリですが。
そういえば、最近はインド映画『ボス その男シヴァージ』でも、歌ったり踊ったり騒いだり食べたりしていい「マサラ上映会」が一部で実施されていた。インドでは上映中に踊るってのもアリなんですね。あと、『エクスペンダブルズ2』の「バドワイザー立ち飲み試写会」でもワイワイ盛り上がったようで(特にチャック・ノリスの登場に)。その場にいなかったので明言はできないが、立ち飲みみたいな雰囲気だと、気兼ねなくどよめいたりできるような気が。

個人的には、こういうノリには大いに興味がある。というか、大いにやってみたい。
劇場で映画を観て感じられる「ほかの観客との一体感」が、コメディで笑い、感動ポイントで泣けてくるってだけじゃ物足りないときもある。それこそ『アベンジャーズ』や『エクスペンダブルズ』みたいなお祭り映画は、みんなで騒ぎながら観てみると面白いだろう。ヒーローの活躍に歓声上げたり、悪役ひいきなら悪役に喝采送ってみたり。
何だったらホラー映画でも、ツッコミを入れつつ観賞してみると、恐怖を楽しむだけでなく、怖さの背後にあるおかしさやお約束事に気がつくかもしれない。

そこでですね、全国のシネコンさん。あれだけスクリーンがあるなら、上映中観客がにぎやかにしていてもいい「ガヤ専用スクリーン」を設置してくれないでしょうか。ネーミングは、マキシマム・ザ・ホルモンのライヴ企画「マスター・オブ・テリトリー」のガヤエリアから何となく拝借しただけなので、新しく考えていただいて結構ですから。
ガヤスクリーンではもちろん、騒いで観賞するのが当たり前。先に挙げたように、お気に入りキャラの登場やキメのシーンで歓声あげるも良し。どう見ても次の展開へのフラグとしか思えない行動やセリフに大声でツッコミ入れるもよし。セリフをほとんど覚えるほど愛してやまない作品の上映で、延々一人芝居繰り広げるも良し。
まぁ、「つまんねーよ!!」とか、ファンにとって不快なことを叫ぶ輩がいるかもしれない……という危険性もはらんでいるのですが。わざわざそれなりの料金を払って嫌がらせにくるっていうのも、なんだか哀しいなぁ。
 
ガヤスクリーンでもう1つやってほしいのが、昔の作品のリバイバル上映。上映権がなかったら、ブルーレイかDVD上映でもお願いしたい。名目は「名作映画の温故知新」だけど、はっきり言っちゃえば面白そうな光景が拝めそうだから
『燃えよドラゴン』でみんな奇声を発するとか。
『ロッキー』終盤でみんな一斉に「エイドリアーーーン!!!」って吠えるとか。
ハロウィン(1978年版)』で「ローリー! 後ろ、後ろぉぉぉぉ!!」って叫ぶとか。
『マチェーテ』の上映会だったら、観客にチープな紙製マチェーテ(上映後は団扇にどうぞ)なんか配布してほしいですね。で、決起のシーンとか、トレホの親爺さんのキメポーズシーンで、観客も一緒にペラペラマチェーテを掲げるとかね。
 もちろん、リバイバル上映の鉄板は『ロッキー・ホラー・ショー』!! そして願わくば『ファントム・オブ・パラダイス』との2本立て上映で!!……結局それが一番言いたかったんだけどね。

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