2013年12月31日火曜日

2013年映画極私的もろもろベスト

どうでもいいと思うか、ニヤリとするか、それが問題だ。

「映画にまつわる雑惑」ラベルでは、かなり変な視点から映画を楽しんでいたりもすることだし、こんな見方/楽しみ方もありますよという参考までに。参考にならない確率のほうが高そうだが。

2013年ベストオープニング


  1. パシフィック・リム
  2. マニアック
  3. 2GUNS

イェーガーを起動しKAIJUと戦い陸地に辿りつくまで、標的のあとをつけて殺人に至るまでと一連のキモを描いて心を掴んだ1位と2位。3位は主人公コンビのキャラを説明する軽妙なやりとりがツボだった。



2013年ベストタイトルバック


  1. アイアン・フィスト
  2. 飛びだす 悪魔のいけにえ/レザーフェイス一家の逆襲
  3. ジャンゴ 繋がれざる者

2位は、伝説の1作目の名場面を3Dで観られたという上げ底があるので、だいぶズルいですが。



2013年ベスト映画音楽


  1. パシフィック・リム
  2. ロード・オブ・セイラム
  3. フィルス
  4. オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
  5. コズモポリス
  6. 地獄でなぜ悪い
  7. マンボーグ

ラミン・ジャヴァディとクリント・マンセルは信用できる音楽担当。昔のゲーム音楽みたいなチープさが良かったので、急遽『マンボーグ』も入れました。『地獄でなぜ悪い』は、ほとんど「全力歯ぎしりレッツゴー♪」効力。
 
 


2013年映画ベスト名言


  1. 「世界は滅亡しようとしている。どこで死にたい? ここか、イェーガーの中か!?」(パシフィック・リム)
  2. 「婦人科的すぎてセクシーじゃない」悪の法則
  3. 「オレはお前に救ってほしかったのに」(コズモポリス)
  4. 「オレに助言する資格はない。だが、お前が間違ったときには、反面教師にしろ」(フィルス)
  5. 「芸術を知ってから、この監獄は牢獄になった」(塀の中のジュリアス・シーザー)
  6. 「逃げたら殺す。完成しなかったら殺す。上手く出来なきゃお前を殺す」(地獄でなぜ悪い)
  7. 「あっ、コレ先生関係なかったわ(笑)」(凶悪)



2013年映画ベスト迷言


  1. 「Welcome to hell ...」(G.I.ジョー バック2リベンジ)
  2. 「天皇陛下! It's standing!!」ABC・オブ・デス『Zetsumetsu』)
  3. 「2000万やるからあっち向いてろ!」(ラストスタンド)
  4. 「あんたを好きになりかけてたのに!」(REDリターンズ)

というわけで、2013年総合映画迷言賞はイ・ビョンホンです。



2013年声に出して読みたい映画タイトル


  1. チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット
  2. 飛びだす 悪魔のいけにえ/レザーフェイス一家の逆襲
  3. バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所
  4. オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

3位のタイトルはちゃんと間違えずに言えた試しがありません。




2013年ベストホラーヒロイン


  1. ヘザー(アレクサンドラ・ダダリオ)(飛びだす 悪魔のいけにえ/レザーフェイス一家の逆襲)
  2. エリン(シャーリー・ビンソン)(サプライズ)
  3. キャリー・ホワイト(クロエ・グレース・モレッツ)(キャリー)

度胸とスキルのみならず、芸術センスもまさにソーヤー一家の血筋なヘザーちゃん。サバイバーキャンプパワーで驚異の状況適応力と判断力を身に着けたエリンちゃん。血まみれや超能力を差し置いて、女優パワーが突き抜けたキャリーちゃん……いやむしろクロエちゃん。




2013年ベストゲス野郎


  1. ラド(ベニチオ・デル・トロ)(野蛮なやつら SAVAGES)
  2. ブルース・ロバートソン(ジェームズ・マカヴォイ)(フィルス)
  3. チェ・イクヒョン(チェ・ミンシク)(悪いやつら)

真のゲスたる者、仁義など捨てるべし。真のゲスたる者、器を小さく持つべし。真のゲスたる者、みみっちくあれ。真のゲスたる者、唾か小便を引っかけられる経験はすべし。




2013年映画ベスト空回り君


  1. キッド・ブルー(LOOPER)
  2. ストームシャドー(G.I.ジョー バック2リベンジ)
  3. コルテス(ラストスタンド)

目標間近でシュワのバックドロップに沈められたコルテスも、いつもの癖で脱いじゃったばかりに火傷→せっかくの空中戦シーンで袋詰め空輸に終わったストームシャドーも、たいへんよく空回りました。
しかし、やること為すことすべてがキレイに裏目に出てしまうキッド・ブルー君こそ、2013年に、ひいては映画史上に君臨する空回り王といえましょう。なんかもう他人とは思えないし。



2013年映画に学ぶ間違った教訓


  1. 宇宙に行くならジョージ・クルーニー必携(ゼロ・グラビティ)
  2. メモリーはラッセル・クロウで残せ(マン・オブ・スティール)
  3. 殺人鬼対策はサバイバーキャンプで学べ(サプライズ)



2013年ベスト夢のガジェット


  1. イェーガー(パシフィック・リム)
  2. ゼン・イーのXブレード(アイアン・フィスト)
  3. ファイアフライのホタル爆弾&バイク爆弾(G.I.ジョー バック2リベンジ)


技術者の皆様、どうかこれらのガジェットを実用化してください。破壊と血しぶき以外の使い道が分かりませんが。あ、でもKAIJUが襲来してきたらイェーガーの出番ですよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿