2016年3月4日金曜日

空飛ぶモンティ・パイソン 第2シリーズ第8話

再び2年近く放置してしまっていたパイソンズシリーズ。ということは、ここでまた更新が止まったら、次の更新はさらに2年後になるはずだ! 本来なっちゃいけないのだけれど。



番組案内
BBC番組案内にて、なぜかスポーツ番組がしつこく推される。ドラマやコメディがあっても、出演者がスポーツ選手ばかりだったりする。BBCにスポーツ番組が多く見受けられたことが元ネタらしいが、当時はともかく今はそんなにスポーツ多い気はしないんだけどな。でも、イギリスのイトコとSkypeしてると、BGMによくスポーツニュース流れてるんだよな。やっぱりスポーツ番組多いのかね?

親指の鼻を持つマンモス
キャバレー跡地の工事現場から、なぜか発掘された巨大な親指。こいつが何なのか調べるため博物館に持って行ったところ、その後親指はマンモスの鼻として標本に移植されていた……。そんなバカなと思われるギリアニメーションだが、実際昔には恐竜の爪の化石が長年ツノの化石と思われていたことがあるのだから、あながちやりすぎでもない?

今日の考古学
……というタイトルのもと、教授たちの壮絶な背の高さバトル。身長コンプレックスは国を超える問題なのだろうか。終盤はミュージカルから肩車合戦から騎馬戦という怒涛の展開。で、結局考古学は……とりあえず上流階級ほど背が高い傾向にあるのは、アーリア人の血を濃く引いているからじゃないだろうか的なところでかすってるってことでいいですかね? 何となく。

ベリング牧師の説教
カメラが引くにつれ、実は頭に斧が刺さっていることが判明する牧師の説教。最後によくよくアナウンスを聞いてみれば、実は精神病院所属の牧師。……なるほど、「所属」の意味から考えなくてはな。

英国“脱腸”協会を代表して……
なぜ脱腸協会なのかというと、本来「英国名所旧跡(National Trust)保存協会」という名称を「National Truss(=脱腸)」に文字っているため。
エリック・アイドル扮する女性リーピー・リー(仮)が何やらスピーチをするはずだったのだろうが、「私本当にリーピー・リーだっけ?」等基本的なところからつまずきまくっているため進展はゼロ。吹替版では「私エリック・アイドルですの。あらこれ私の本名だわやーねー」との広川節。さすが、『Mr.BOO!』で神頼みついでに「太一郎!!」と自分に頼んじゃう男。

欠陥花嫁の交換
「この前の結婚あんま良くなかったからさ、こっちがホントの花嫁なんで取り替えてくんない?」結婚・離婚の手軽化を皮肉ったスケッチではあるが、もしも前嫁が勝手にサラリと交換されていた場合、手軽とはほど遠い泥沼の争いが勃発しそうな気がする。その場合の前嫁役は是非ジョン・クリーズで。

医者と患者
「ミスター・ワトソン?」「いえ、ドクターです」「ではミスター・ドクター」「いやそうじゃなくて」……実際にあったら忍耐力が早めに限界に到達する状況です。

恐怖のチキン・ギャング
ニワトリと卵がギャングっていうギリアニメーション・コントになってるけど、やってることは割とガチなマフィア抗争ですよ。

パーティーの下品カップル(その1)
下品というよりは、名前がヒドくて命名センスもヒドくて家がド汚くて、しかも奥さんが巨大でゴツいジョン・クリーズなカップル……つまりただの下品よりタチが悪い。苗字が「Git(アホ)」なのは一族の悲劇だとしても、名前のほうのネーミングセンスが「鼻たれネズミ顔」「デブで退屈なババア」「汚い嘘つき二枚舌」ではもはや苗字を改名したところでムダですよ。
このコントは終わり際、怒涛の汚物ネタ話になるのでお食事中の方は注意。……と、観ながらチャーハンを食ってた人が警告しますよ。

パーティーの下品カップル(その2)
上記コントの上品バージョン(最初の数十秒だけ)だが、「あっ下品バージョンのほうがまだ面白いかも」と思わされてしまう気も。もしそんな気がしてたら、オチに出てきたボクサー姿のテリーGにぶん殴られるだろうけど。

モスキート・ハンター
蚊など小さな虫をやっつけるためだけに、バズーカ、マシンガン、爆薬など重火器を駆使するハンター兄弟。それはやりすぎだとしても、夏場に的確に蚊をやっつけるスキルは欲しいもんだよ。でないと刺されやすいんだもんよ。

ゲイの裁判官
厳格なイメージの裁判官2人(エリックとマイケル)が、閉廷後オネエ言葉で裁判のグチを言い合う。しかもマントの下にはキラキラのコルセット着用。でも裁判はわりとマトモに進めてくれてるみたいだから文句はないよ。
吹替版では広川さんと青野さんのオネエ語掛け合いが拝聴できます。ちなみに、テリーJが裁判官の場合、オネエ設定がなくても吹替の飯塚さんがオバさん口調になってることが多々あります。

ベートーベン秘話
芸術家たちはハンデや苦難を乗り越えて傑作を生みだしたものだ……ただしここで語られるハンデや苦難とは、ベートーベンの場合うるさい奥さんと九官鳥とネズミ、シェイクスピアの場合皿洗いをやらされること、ミケランジェロの場合子だくさん……と、労働者階級あるある話。
モーツァルトの息子に至っては、「作曲家なんてやるもんじゃないよ」とのお父さんのグチにならい、ネズミ取り業者になっています。いずれにしてもマイケル・ペイリンなので、人当りのよさそうな駆除業者です。

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