2016年3月21日月曜日

空飛ぶモンティ・パイソン 第2シーズン第10話



フランス映画『フロマージュ・グロン』
訳して『巨大なチーズ』。ゴミ集積所でキャベツを抱える女と自称革命家の男の物語。イギリス人のフランス嫌いネタから生まれた、ヌーヴェルヴァーグ系映画モドキである。ちなみに個人的には、昔『気狂いピエロ』を観たけど理解できず、ラストの爆発しか覚えていなかったことを思い出させられるスケッチでした。

南極のスコット
フランス映画をバカにした直後、今度はアメリカ映画をターゲットにする。スコット隊長の南極到達(と全滅)の実録をビーチで撮影するという無茶振り。しかし、「無理やりにでも大作映画を撮ろうとして迷走する」ってのは、今やアメリカに限った話じゃなくむしろ日本にも顕著なんじゃないですかね?

サハラのスコット
そして迷走の挙句、スコット隊長の冒険譚は、サハラ砂漠でライオンや電気仕掛けのペンギンと戦うというどこのアサイラム映画だよという話に。正直そっちのほうが観たいんだけど。
ちなみに、第7のパイソンことキャロル・クリーブランドいわく、「パイソンの番組に出演している私にだいたい裸というイメージがついているけど、実際にトップレスになったのはこのとき1回だけ」とのこと。しかも後ろ姿だけ。とはいえ、人喰い机に追われて服が脱げるなんてバカなネタに文字通りひと肌脱いでくれたキャロル、貴女は最高だ。

オープニング
……と、実はここまでの長々と続く映画批評&メイキング話がオープニングだったのですよ。

アンヨと入れ歯のダンス
入れ歯が鍵盤替わりに動いて音楽を奏でるというコンラッド・プー氏のパフォーマンスがギリアニメーションで。コンラッド氏の顔のモデルはテリーGじゃないかと思うのだけれど。

観賞魚の免許
役所の窓口に「観賞魚を飼うことを証明する免許をくれ!」と謎の要求をするこの男(ジョン)、実は第1シーズン第8話「死んだオウム」スケッチで死んだオウムを買わされた男エリック・プラライン氏。犬から猫からいろいろ飼っていて、みんな名前が「エリック」ということが判明する。よほどの動物好きなのか、よほどの自分好きなのか。
無茶なことを言ってるようなプラライン氏だが、いっそ免許制にしたほうがペットの幸せを保障できるのでは……と思うこともあるのが哀しい現実だよ。

ラグビー ~古典的ダービー市議会vsオールブラックス~
言わずと知れたラグビーニュージーランド代表チームと、サッカーの「ダービーマッチ」の名の由来となったダービー市議会がなぜか試合。市議会に至ってはカツラやら装飾をあしらった正装やらで着飾ったまま(しかも市長は高下駄で)フィールドに立ち、まさかの勝利を収めてしまう。「ニュージーランドなぞ所詮労働者階級の移民で伝統も何もあったもんじゃないわバーカ」という英国上流意識の反映だそうだが、「ハカ」を見ればお分かりの通り、ニュージーランドチームには戦士マオリ族の血が受け継がれているからね。

サッカー ~ボーンマス海水浴場の婦人科医チームvsワトフォードのシルバー船長扮装チーム~
しかしそんなムチャクチャなラグビーゲームも、このサッカーに比べればまだマシに見えてしまうのである。『宝島』に登場するシルバー船長は、肩にオウムを乗せていて、片目は眼帯、片脚は義足で杖をついているのだ。つまりサッカーでは……

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